1991-12-04 第122回国会 衆議院 運輸委員会 第2号
運輸政務次官 佐藤 敬夫君 運輸大臣官房総 務審議官 土坂 泰敏君 兼貨物流通本部 長 運輸省運輸政策 大塚 秀夫君 局長 運輸省鉄道局長 井山 嗣夫君 運輸省自動車交 水田 嘉憲君 通局長 運輸省海上交通 大金 瑞穗君
運輸政務次官 佐藤 敬夫君 運輸大臣官房総 務審議官 土坂 泰敏君 兼貨物流通本部 長 運輸省運輸政策 大塚 秀夫君 局長 運輸省鉄道局長 井山 嗣夫君 運輸省自動車交 水田 嘉憲君 通局長 運輸省海上交通 大金 瑞穗君
この問題はどなたも食糧の増産について御異議のある方はないのでありまするけれども、ただ食糧を完全に、平年作において自給自足できる方針を立てるか、或いは精々余計穫れる程度で行くか、この問題が問題となると考えるのでありまするが、御承知のように、申すまでもなく、日本はいわゆる瑞穗の国で、風土の上から申しまして、食糧の増産、食糧の確保には大変恵まれた国でありまして、明治の末期までは、特別の凶作でもない限りは、
幸いに日本は古来瑞穗の国でありまして、決して耕地に事欠かぬのであります。若しそれ、国民の勤勉に加うるに、更に高度の技術を以て、或いは耕地の改良、適肥の採用、機械力の応用等に刻々怠るところなければ、たとえ人口が一億になりましても、数年ならずして食糧の自給自足を完成し得るものと私は考えておるのであります。在来この目的及び方針が政府にも国民にもはつきりしなかつたのではないかと思うものであります。
しかもその流域の平野は、特に鳥取縣におきましても豐穰な土地でありまして、その中心にあります瑞穗村というのは、名前の示すごとくに、特に米作をもつて全國に知られておる村でありまして、昨年度におきましても一握り救援運動を起しまして、京都市を初め都市の食糧危機を救つたことは事實であります。當時阪神地方を初め大都會地方から絶大なる感謝を送られておる實情にあるのであります。
その用途も承りたいが、私どもといたしましては、この電源を起す一番もとの森林、實は戰爭中非常に森林の濫伐をいたしたために、かりに長野で申すならば、千曲川の東京發電所の大瀧の取入口のダムやなんかにおいて、一昨年の洪水におきましては、下水内郡の常盤村、岡山村、下高井郡の瑞穗村、また犀川線の水内發電所におきましては、水内村の新町のごときは、非常なる浸水をいたしまして、その土地の住民は非常なる迷惑をしておるのであります